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赤星 憲広【53】CONCEPT

赤星憲広とは

赤星 憲広(あかほし のりひろ)は、愛知県刈谷市出身の元プロ野球選手(外野手)で現在は株式会社オフィスS.I.Cとマネージメント契約し野球評論家、野球解説者として活躍している。現役時代は阪神タイガースに所属していた。


赤星憲広・データ

CEO

生年月日
1976年4月10日

身長・体重
170cm・66kg

投球・打席
右投左打

ポジション
中堅手

プロ入り
2000年ドラフト4位

初出場
2001年3月30日

最終出場
2009年9月12日

経歴
愛知県立大府高等学校→亜細亜大学→JR東日本→阪神タイガース

通算成績
試合:1127 打席:4964 打数:4330 得点:698 安打:1276
本塁打:3 打点:215 盗塁:381 犠打:126 四球:426 死球:62
三振:664 打率:.295 出塁率.365

タイトル
盗塁王:5回(2001年~2005年)
5年連続はセ・リーグ記録

表彰
新人王(2001年)
ベストナイン:2回(2003年、2005年)
ゴールデングラブ賞:6回(2001年、2003年~2006年、2008年)
月間MVP:1回(2005年4月)


野球選手としての特徴

一塁到達まで3.74秒、バント時には3.50秒を記録する。元来の足の速さに加え、「球界で最も速いレベル」と言われた盗塁時のスピードが持ち味。巨人で投手コーチを務めていた尾花高夫には「誰が1番を打っても、存在感としては赤星の3分の1にも満たないんじゃないか」と言われた

野村克也は東北楽天ゴールデンイーグルスの監督として赤星と対戦した際、一度に12球の牽制球を投げさせたことがある。赤星によると試合後野村は「赤星を塁に出すのはソロホームランと同じだから、警戒しすぎるぐらいでちょうどいい」とコメントしたという。野村は赤星の守備について、「肩は強くなくても、あの足で打球に突っ込んでくるだけで走者はストップする」と評した

名前にちなんだ「レッドスター」や「赤い彗星」の愛称でファンの人気を集めており、打席に立つと、スタンドで赤い星マークのボードを掲げるファンもよく見られた

人物

普段は誠実で温厚な人柄であるが、実は短気な性格であり、尚且つモラル面が特に厳しく、チームメイトからは「チャッカマン」と呼ばれていた。
2008年5月24日の福岡ソフトバンクホークス戦後のヒーローインタビューでは、インタビューが聞こえないと野次を飛ばした観客に向かって「(マイクが)入ってねーんだよこの野郎!」と怒号を飛ばした様子が中継で流れてしまった
また、別の試合ではファンの野次に耐えかねて、最終打席に立った時にわざとアウトになり1塁から戻って来るその足でそのファンのところに駆けつけ「お前ちょっと来い!」と叫び、スタンドにいた警備員にそのファンを引き留めておくよう指示。ところが、赤星が駆けつけた時にはそのファンは立ち去っていたため、ファンを逃がした警備員に対して怒りを爆発させたと『ダウンタウンDX』に出演した際に自ら語っている

現役時代の2003年から毎年その年に記録した盗塁数と同じ数の車椅子を養護施設や病院に寄贈していた
赤星によると、そのきっかけはあるファンのために球場で試合が観戦できる特別な車椅子を作ったことで、加えて足の不自由なファンからファンレターが多く届いたこと、看護師をしていたことのある姉から病院などの施設車椅子が不足していることを聞いていたこと、さらにプロ野球選手になるという長年の夢をかなえたことで「夢はもう何もないが、夢を達成できたからこそ、今度は人に夢を与え続けなければならない」という心境に至ったことも作用した
選手会長就任後は甲子園球場の車椅子観戦エリア拡大に向けた働きかけも行った
2004年には社会福祉活動に貢献したプロ野球選手に贈られるゴールデンスピリット賞を受賞している
赤星が現役時代に贈呈した車椅子の数は301個にのぼる
なお、引退後も車椅子贈呈の社会福祉活動は評論家活動を行うスポニチ大阪本社と連携して展開している


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